2014年4月10日

剣と花【あらすじ】

【01】王女ソヒと太子が襲撃されるも、ジャンが守った。刺客は口封じのために殺害されたが、それは栄留王と対立する淵蓋蘇文の仕業だ。暗殺を実行した庶子のヨンチュンは初めて父との面会を果たすが、冷たく突き放される。その一方、ソヒとヨンチュンが市場で出会い、たがいに強く惹かれる。

【02】ヨンチュンは王宮武士の試験に参加。危ないところをソヒに助けられて合格し、王女の護衛武士となる。一方、栄留王と淵蓋蘇文の緊張が高まるなか、大対盧が暗殺された。後任に選出されたジョンロは淵蓋蘇文を裏切って王側に寝返る。一方、ヨンチュンが淵蓋蘇文といるところにソヒが…。

【03】ソヒは淵蓋蘇文は政敵だとヨンチュンに忠告する。東盟祭の仮面劇で王女ソヒと太子の暗殺計画が実行されるが、ヨンチュンが阻止した。しかしジャンに間者と明かされてしまう。淵蓋蘇文の息子と告白するものの、淵蓋蘇文は名もなき庶子と言い捨てた。ヨンチュンに斬首刑が言い渡される。

【04】ソヒはヨンチュンを死なせるわけにはいかないと涙を流す。殺すべきではないと訴えても栄留王は意志を変えない。その一方、ジャンと淵蓋蘇文が裏で取引。ソヒがヨンチュンを救うため奔走するが、ついに死刑が執行される。しかしジャンは王命として斬首刑ではなく絞首刑を言い渡した…。

【05】実はヨンチュンはジャンによって生かされていた。王室と縁を切るよう淵蓋蘇文に言われるが、ヨンチュンは家門など捨てると言い放つ。ソヒはヨンチュンの生存を確信するが、ヨンチュンは彼女に姿を見せることはできない。淵蓋蘇文は冊立式での謀反を計画。それを金花団が嗅ぎつける。

【06】王室は冊立式で淵蓋蘇文らを一網打尽にしようと考えていた。ヨンチュンは「王女を殺そうとする者は誰であろうと許さない」と淵蓋蘇文の謀反計画に従わず、刺客の侵入を阻止。しかし、太子が落馬して重傷を負ったため、冊立式そのものが延期となった。ヨンチュンがソヒの前に姿を現す。

【07】淵蓋蘇文を討つ計画を聞かれてしまったが、ソヒはどうしてもヨンチュンを殺すことができない。ソヒとジャンはヨンチュンを脱出させた。ヨンチュンは淵蓋蘇文から王女の首を求められる。太子の回復は見込めず、栄留王は後継者にジャンではなくソヒを指名。ジャンは失望を隠しきれない。

【08】栄留王は閲兵式で淵蓋蘇文の謀略を暴くつもりだったが、証言者の御医が自害に追い込まれ、逆に淵蓋蘇文が蜂起。太子は殺された。無能扱いされてきたと訴えるジャンは「もう引き返せない」と目を伏せる。淵蓋蘇文は「高句麗には剣が必要」と栄留王を斬る。ヨンチュンが駆けつけるが…。

【09】ヨンチュンに剣を突きつけられた淵蓋蘇文はソヒを逃がす時間を与えた。追いつめられたソヒは崖から転落。ヨンチュンらが必死に捜索するが、見つからない。淵蓋蘇文は親子の縁もこれまでとヨンチュンを放免。ギルブに助けられていたソヒは卒本へ。ヨンチュンを見つけ、弓を向けるが…。

【10】ソヒの死にヨンチュンは号泣。自分の無力さを思い知り、権力者となるため淵蓋蘇文の前に跪き、護衛武士として受け入れられた。一方、死んだと思い込ませることに成功したソヒはムヨン(=無影)として生きることを決意。淵蓋蘇文に恨みをもつジョンモと手を組む。そこに淵蓋蘇文が…。

【11】ソヒらとジョンモが手を組むが、淵蓋蘇文の罠にかかる。金花団はヨンヘとソリョンを失い、ソサボンも捕まった。淵蓋蘇文が太莫離支の地位に就き、軍と人事を掌握。宝蔵王に実質的な力はない。数年後、ムヨンは趙義府に志願。副総監のヨンチュンに疑われるが、そこにナムセンが現れる。

【12】ナムセンが「友人です」と言い、ムヨンは趙義府へ。しかしヨンチュンのムヨンへの疑いは晴れない。ナムセンは自分こそが父の後継者と自負するが、淵蓋蘇文はヨンチュンに期待をかけている。ヨンチュンは地下牢のソサボンに自分の下で働くよう提案。宝蔵王がムヨンの正体を見破る…。

【13】宝蔵王は共通の敵を倒すべきだとムヨンにもちかけた。淵蓋蘇文は子であっても信用しないと告げ、ナムセンはヨンチュンに敵愾心を燃やす。新たな大対盧にナムセンを推す声が挙がるが、対盧会議ではヤン将軍が淵蓋蘇文を讃える功徳碑を提案。しかし除幕式でヤン将軍の死体がさらされる。

【14】碑には淵蓋蘇文を批判する言葉が。廃王の残党による仕業と考え、ナムセンは王女の生存を疑いはじめる。ソサボン奪還に成功し、シウら金花団が再集結。手柄を急ぐナムセンは金花団の罠にかかった。ヨンチュンがモソルの報告を聞いて駆けつけるが、ヨンチュンを庇ったムヨンに矢が…。

【15】ヨンチュンはムヨンが女性と気づく。ナムセンは副総監に降格、ヨンチュンが総監となった。ムヨンが女性と知ったナムセンはヨンチュンの弱みを握るため利用することに。ムヨン=王女と判明し、ヨンチュンはムヨンを説得して逃がそうとする。しかしムヨンは復讐をあきらめないと告げる。

【16】2人の話を聞いたナムセンはムヨンを庇う。プチがヨンチュンの母を拉致し、金花団はムヨンとの交換を要求する。しかしソサボンはヨンチュンを捕らえた。ムヨンは失望し、ヨンチュンの母を救出。一方、ナムセンが淵蓋蘇文にすべてを報告し、ヨンチュンが金花団と内通していたと告げる。

【17】ムヨンは3年前にヨンチュンが自分を逃がしたと知り、ヨンチュンを解放した。ヨンチュンは疑惑を払拭するためモソルとの縁談を受け入れる。金花団の計画は筒抜けとなっているが、宝蔵王が誘いだした淵蓋蘇文をムヨンが斬る。ところが、とどめを刺そうとした瞬間、ヨンチュンが現れる。

【18】ムヨンは淵蓋蘇文暗殺に失敗するが、逃走。ヨンチュンにただ生きてほしいと説得されるが、受け入れられない。ナムセンがヨンチュンの母を斬り、ムヨンを捕らえた。宝蔵王がムヨンを尋問。ナムセンに逆賊の一味と訴えられたヨンチュンは、潔白を証明するためムヨンの拷問を命じられる。

【19】ヨンチュンが総監を辞職すると申し出るが、淵蓋蘇文は受け入れない。ムヨンを脱出させ、ヨンチュンは復讐をやめていっしょに暮らそうと説得する。ところがナムセンがムヨンを拉致。淵蓋蘇文を殺す機会を与えると言う。ムヨンを即位させ、自分は女王の夫として権力を手にするつもりだ。

【20】ナムセンがムヨンを利用して謀反を計画。それを知ったモソルがムヨンを斬ろうとするが、ナムセンに殺される。ムヨンは高句麗を宝蔵王に託した。閲兵式でナムセンが淵蓋蘇文に剣を突きつけるが、すでにムヨンに復讐の意志はない。ヨンチュン、そしてムヨンはナムセンに斬られる…。終

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